2022-02-26 | 大野山

行程

自宅~代々木上原駅まで自走。代々木上原から新松田まで輪行。新松田から大野山に向かう。頂上にて休憩。新松田まで同じルートで戻り、離脱

ルート

持ち物

雑記

Felt VRとBromptonを乗りくらべると、自分にとってはBromptonの離脱性能のよさが性格に合っていると思う。パンク修理がネックだが、それなりの荷物が積めて2分たらずで輪行準備がおわるBrompton。走行性能もパンク修理の手間もBromptonとは比較にならないが、(自分の腕では)すくなく見積もっても15分は輪行準備にかかるロードバイク

気軽に輪行ができる = スタートも終了もその日の気分や調子、天気で柔軟にカスタムできる。いきこんで出発して1時間もしないうちににわか雨に降られてやる気がなくなっても、Bromptonなら最寄り駅からすぐ離脱できる。畳んだサイズは小さく、バス, タクシー, コインロッカーなど取れる選択肢も豊富。ロードバイクだと輪行準備の手間を考えると、せっかくこここまで来たし雨の中走るか、と頭をよぎる。Bromptonならまた来ればいいや、で終わり

ただ、Bromptonでこれからのライドを楽しむには問題があった。坂がきつすぎる。購入当時は都心部を走ることしか想定していなかっため、軽量性能と加速性能を重視してS2Lモデルを選んでいた。その時に対応してくれた店員さん曰く、S2モデルはクロスバイクに近い乗り心地で平地は快適そのものだが、ギアが2速しかなく坂はきついかも、と。自分はその時すべてのモデルに試乗し、きつい坂は押して登るからいい、と言ってS2Lを選んだ

S2Lは54T、12、16の2速。あきらかに坂がきつい。仮装ギアが組めるZwift用のバイクで同じようなギア比をシミュレートすると、勾配13%あたりからなにをどうがんばっても踏めなくなる。ギアを変えるしかない

和田サイクルに駆け込み。チェーンリングを54Tから44Tに。事情を話したらスプロケット側の16も17に変えられるか試してくれ、そのまま付け替えてもらえた。これで少しはたたかえるようになったはず

あとは試走。尾根幹は54Tで行けたので、54Tでは絶対に登れないような坂でテストしたい。可能であれば景色もご褒美にしたい。調査の結果、神奈川県に大野山という県内屈指の難易度と呼ばれるコースを発見

当日は小田急線で松田駅まで輪行。10年以上前はイエティにスノーボードしによくこの駅まで来ていた記憶があるが、もうほとんど覚えていなかった

登り開始。10%程度までは余裕。ClimbProの勾配表示が17%になった時に足つき。登れる箇所は登り、無理だったら足をついて押し歩くの繰り返し。コース全体の4-5割は押して歩いたんじゃないか、というような難易度。道幅は狭く路面状況もいいとは言えないものの、自転車も車も非常にすくなく走りやすい。坂の斜度を除いては

心拍170オーバーでヘロヘロになりながら登っている途中、帰りのライダーが挨拶や会釈をしてくれる。といっても、登ってる途中ですれ違ったのはソロ2組だけだったが。やってもらえるとこれは嬉しい。平らな道を走ってる時はいままでそんなことはなかったけど、登り中に嬉しいことがあると元気がちょっともらえている気がする。これは自分も積極的にしよう

途中から景色が開けて眺望がよくなっていく一方、心拍ベルトの数値が狂ったり、データの記録としては散々な結果に。今回得た内容は、8-13%はシッティング可、13%-17%はダンシング、17%以上はいまの自分の実力では無理ということ

最後の山頂までの坂も自転車は押し歩き。山頂からの景色は下調べどおりの絶景

景色を眺めて写真を撮って遊んだり、ボトルで持ってきていたコーヒーで休憩

ブレーキとブレーキシューを念入りにチェックし、ダウンヒル。あとから思い返したら何気にBrompton初のダウンヒルだった。景色を見る余裕はなく、チョロチョロとふもとまで降りる

小田急線新松田駅まで戻り終了。なんとなくイケる坂とイケない坂の判断がつきやすくなった気がする。大野山はまたいつかリベンジしよう

出費と内訳

1,466円