2022-10-15 | ヤビツ峠~道志みち

行程

自宅~代々木上原駅まで自走。代々木上原から秦野まで輪行。秦野からヤビツ峠を経由して宮ヶ瀬湖に寄り道しつつ近くの喫茶店にて休憩。その後、道志みちで山中湖に向かう。富士山駅にて離脱

ルート

持ち物

プロテイン、BCAA+CCD、inゼリーは道中ですべて使い切った。BCAA+CCDはあと1~2回分欲しかった。Insta360 One X2は使わなかった

雑記

前から登ってみたかったヤビツ峠をルートに組み入れる。ダウンヒル後に宮ヶ瀬湖で残りの体力や気分、天気次第で判断できるコースを作成。右折して城山湖に寄り道しつつ尾根幹を使って帰宅するルートか、左折してもう1つの行ってみたかった道志みちを使って山中湖を目指すルートか

とりあえずヤビツ登ってから考えよう。秦野駅着。山に雲がかかっており、不穏な感じ。前日夜の中華が響いて朝食を食べる気分ではなかったため、ドラッグストアでinゼリーを補給。そのままヤビツ峠に向かう

前半部分にそこそこの傾斜があったが、あとはそこまででもない。ヤビツ峠の景色が開けていないことは下調べでわかっていたので、道中の景色をめいっぱい楽しむことに

菜の花台展望台駐車場からのパノラマ。曇っていてあまりよく見えず。ウェザーニュースでは晴マークがついていたが気のせいだったか。登っている途中の景色のほうがよかった。登っている途中の写真はない

ヤビツ峠着。菜の花台展望台の寄り道を含めてのタイムは54分。40分切りが脱初心者の目安らしい。公道はサーキットじゃないよ、だって2速しかないし、とかよくわからない言い訳(ひとりごと)をしながらとりあえずの記念撮影

おいしい秦野の水で休憩しつつ、ブレーキとブレーキシューを確認し、裏ヤビツと呼ばれるルートをダウンヒル開始。宮ヶ瀬湖に向かう。少し道が荒れている箇所もあるけれど、景色に恵まれており気持ちのよい道

少し下っていくと突然のどしゃ降り。降らないって言ったじゃん!!!トレントフライヤーを来て再開。未踏ルート、ダウンヒル、雨と一気に難易度が上がり、景色を見る余裕がなくなる。ここでバッグに防水カバーをかけなかったのは失敗だった。財布や予備のマスク、グローブ、ジャージが濡れる

そこそこふもとまで下り、雨もおさまり始めたところにちょうどいい景色があったので撮影

宮ヶ瀬湖まで降りてきたあたりではさっきの雨は何だったのか、というような天気。道路も濡れていない。神経がすり減ったので少し休憩したい。近くに見えた喫茶店に避難させてもらう。折りたたんだ自転車も入れていいよ、席も1つ使っていいよとのお言葉。ありがたすぎる。ブレンドとパスタを注文し、待ってる間に装備チェックと立て直しをはかる

パスタとコーヒー。うまさが染みる

コーヒーを飲んでくつろいでると、ボーンと柱時計の音が鳴る。14:30。久しぶりに聴く音。火はついていなかったがいい感じのストーブもある。デザートにコーヒーもお代わりしてずっと居座りたくなるようなお店。いいなぁ

店に入った時はもう帰ろっかなモードだったが、出るときには元気を取り戻していた。時間的に富士山はたぶん見れないだろうけど、道志みちにチャレンジしてみよう。この喫茶店にもまたこよう。店を出て道志みちに向かう

道志みち。はじめての山梨県IN。まわりは見渡すかぎり全部山と森。山を超えてもまた山がある、を繰り返す景色

長いヒルクライムで局所的に傾斜が10%を超える箇所が何回かあるものの、基本的にはゆるやかなアップダウンだった。44T、17化したBromptonならダンシングなしで超えられる。途中の自動販売機で水を買いたしたりβアラニンをつっこんだりinゼリーでカロリー補給しつつ、目的地を目指す

目的地につく前に暗くなりはじめた。ここまでは想定内。想定外の出来事として雨が降り始めた。降らないって言ったじゃん!!!

土砂降りではなかったのでそのまま登りを続ける。道中、サルと思わしきギャーギャーと叫ぶような動物の声が聴こえる。西伊豆のシュノーケル帰りにサルと出くわした時の軽いトラウマがよみがえる。こりゃあいかん。BCAA+CCDの残りはあと1回分。残り少ない体力でダンシングで一気に坂を上がる

山伏峠を登り終えてトンネルを抜け、山中湖村に入る。相変わらずまっくらで雨。天気予報はあてにならん

写真を撮っている間に脚が攣りはじめる。飲み物をケチりすぎたか。最後のBCAA+CCDを水に溶かしてボトルの1/3ほどを飲んで数分休憩。どう考えてもあまり長居をしてはいけない場所だったので走り出し、ダウンヒルして山中湖に向かう。未踏ルート、ダウンヒル、雨、夜、残り体力わずか。いい経験だ。残り体力わずか、は完全にただの補給ミスだ。2度と繰り返すものか。道中は引き続きまっくらで、車がときおり通過する程度。怖いし緊張もするけど気持ちいい。観光地に入ってきたからか、少しづつキャンプ場やイベント会場らしき場所のイルミネーションが見え始める

本当は山中湖のパノラマ台にいくためにもう1つのクライムを用意していたが、この状況でいってもしょうがないのでパス。自動販売機で適宜カロリーや塩分を補給しつつコンビニを素通りし、山中湖サイクリングロードに入る。途中のキャンプ場はにぎわっており、すこし雨がパラついていた中でなにかを楽しそうに焼いていた。いつかキャンプもしてみたいな。左側はまっくらの湖、対岸に見えるあかりが美しい。終始天気はグズつき、富士山をみる機会にも恵まれなかったものの、久しぶりの夜景ライドを楽しめた

主要道路を避けて駅に向かうため、途中で県道717号へ。あとで地図で見返すとそこそこ遠回りしていた上、交通量も多かったのでルート決めミス。明るければもうすこし景色が楽しめたかもしれない。国道413号~137号を経由し、18:50富士山駅にて離脱

新宿着が22時過ぎになりそうだったので土産コーナーの入口だけ見て、すばやく撤収。思ったよりも残り体力がない。Garminのリカバリータイムは4日、ボディーバッテリー残5、トレーニングレディネス1。1て。大月駅からは乗り換え省力化のため特急かいじを使った。かいじは快適そのもので、輪行で甲府~松本方面に出るにはかなりいい選択肢かもしれない

つぎの日、自転車の手入れをしていたら前輪がスローパンクしていた。サルがギャーギャーしていたあたりでパンクしてたら危なかった。こええ。予備チューブ、空気入れ、ツールキットは常時持参しているが、雨でまっくらの狭い歩道で修理できる自信はない。タイヤを変えることに決めた

出費と内訳

7,394円