2023-07-29 | 高尾山

行程

高尾山口駅から6号路をのぼって山頂に。1号路をくだって高尾登山ケーブルの高尾山駅から離脱

ルートなど

自動ポーズ有での記録で、移動時間が不正確。登り90分、山頂休憩40分、下り80分ぐらいのはず

持ち物

山頂で550mlのキリンラブズスポーツを2本買い、1本はその場ですべて飲みきり、もう1本はハイドレーションに追加投入した。ハイドレーションは下山途中ですべてすべて飲み切った

雑記

コロナが始まるちょっと前に山を登ってみたいと進言して、シューズを買ったはいいものの台風 → コロナとなり1度も使われることなくいまにいたっていた。今回のアクティビティがハイキング、トレッキング、登山のどれが適当な用語になるのかは知らない。先週の陣馬山トレッキングで思った課題から、平日の朝トレでトレッドミル傾斜15%の4.7km/hウォーキングを追加、プールスイムをビート板を使った水中ウォーキングに変更した

今回は妻とはじめての山登り体験。妻は高尾山に何回か登ったことがあり、自分は初めて

自分は数年前にデブりすぎ、高血圧、入院体験からIngress, ポケモンGoの位置ゲーをとっかかりとしてそれなりに運動を続けている。妻は運動嫌い。この暑さ。さらに午前中スタートの予定だったが歯医者に行くことになり、午後スタート。名物の天狗焼きとやらを食べて帰る会、くらいの気持ちで準備した。ただ、もし登ることになったらいろいろ実験したいこともあったのでGarmin Connectでいくつかの予定コースを組んだり、Salomonバッグで荷物の持ち方を工夫したりした

今回取った方針は次のとおり

歯医者後に渋谷で昼食を食べ、京王線で高尾山口へ。車内はそこそこ混雑しているものの、これから登山かなと感じさせるお客さんはすくない。高尾駅でほとんどのお客さんが降り、高尾山口では自分らをふくめて数人程度しか降りなかった。折り返し運転で乗ってくる人の方がおおい。この時間から登るのはやっぱアレな様子

高尾山口駅のトイレに行きつつ、妻待ちの間に日焼け止めの塗りなおし。自転車で学習したので、今日も真夏だろうと長袖インナー。外の気温は体感的に33℃程度か。妻と合流し、気温や体調等とくに問題なさそうだったので6号路を使ってのぼりはじめることに。13:40ごろ開始

6号路イン。妻の歩行速度が変わる。思っていたのと違う方向に。そこそこ速い。ふだんの街歩きや自転車では信じられないくらい遅いくせに山道に入った途端に速くなった。曰く、アスファルトの道は歩いていても楽しくないから遅いけど山道は楽しいからと。なんだそりゃ

それなりに暑く虫も多いが、流れる水の音があり歩いていて気持ちがいい

終始沢を登っていくようなルート。歩いているうちに濡れている足場が思った以上に滑りやすいことがわかった。靴も濡らさないように注意しつつ、景色を楽しみながら進む

最後の階段が嫌だ階段が嫌だ、と妻がスリザリンは嫌だみたいな言い方をしていた階段にたどり着く。たしかに長そうな階段だ。階段の一段一段の高さは陣馬山ほど急ではない。お先にどうぞし、妻がゆっくり登っていくのを後ろから撮影して楽しんだりしながら見守る。自分は階段が大好物だ。ずっと先に行かせてあとからすぐに追いついてからかってやろう、と思っていたら近くの朽ちた木からアシナガバチが2匹飛び出してきた。長居してはいけない場所だったらしい。すぐに追う

階段の途中にベンチがあればいいのに、とブツブツ言いながら登っていく妻を面白がりつつ登りきる。登り切った後のスペースにはベンチがたくさん置かれ、おじさんが1人疲れ切った感じで休憩していた。妻は結局休憩せず、すこし看板を見てさきほどの快足ペースに戻る。普段からこのぐらいキビキビ動けばいいのに...。登りはじめてから90分程度で山頂到着。トイレ、飲める水道、自動販売機、お店がある。お店の従業員の方?と思われる車が普通に止まっていた。なんなのこのお山...。補給したり景色を楽しんだり写真を撮ったり手ぬぐいを見たりして小一時間遊ぶ

帰りはつり橋がある4号路か、当初の予定どおりの1号路でどうするかを話す。4号路の入りだけ少し見るも、時間と疲労具合を考えて1号路で降りた方が楽しそうと判断。すなおに1号路を使って下山する。舗装路最高

御朱印帳を持ってきていたがお寺の受付は閉まっていた。16時までらしい。残念

6号路とはまた違った景色。入念に手入れがされている森林というべきか。とにかく気持ちがよく、なぜか心が落ち着く

ケーブルカーの高尾山駅で記録停止。目の前でケーブルカーが行ってしまったが、おかげで先頭で待つことができた。15分間隔での運行だったが乗客はいっぱい。先頭に座り、景色を楽しむ。このくらいの勾配なら自転車で登れそうだな~と思っていたが、アナウンスで「日本のケーブルカーで最大の傾斜を誇る」うんぬんが聞こえたので帰る途中で調べたら31度あった。気温か。リアルライドでは無理だな...

お土産屋は軒並み店じまいしており、肝心の天狗焼きも食べられず御朱印もいただけず。当初計画していた「高尾山に来て天狗焼きを食べる会」は何一つ達成されることなく終わったが、山頂には行けた。思っていたよりもかなり楽しめた

高尾山口駅の温泉には寄らなかった。下山中に底冷えを感じていたので、トイレの個室で上だけ着替えた。結果的にこれは大正解で、自分からただよっていた悪臭はだいぶ軽減され、底冷え感も消えた。臭い対策は妻に虫よけスプレーをぶっかけてもらい、さらに軽減できた。ソロライドの輪行で周囲にだいぶ迷惑をかけている自覚があったので、着替えの準備はこれからも積極的にしたい

翌日、腕にすこし筋肉痛が出た。妻はケロっとしていて今日はゴロゴロデーにすると言いながらカーペットの張り替えに尽力してくれた。ありがたや...。普段動いてないだけでその気になれば動けるタイプだなこれ