2023-12-02 | 安房鴨川~富津

行程

自宅から新宿まで自走。新宿わかしおで安房鴨川(あわかもがわ)まで輪行。安房鴨川から嶺岡中央林道、長狭街道、国道410号、国道465号、久留里鹿野山湊線(くるりかのうざんみなとせん)を経て富津を目指す。大貫駅で離脱

ルートなど

持ち物

容量の推移

持ち物 開始 終了 メモ
ELEMNT BOLT V2 100% 54%
Varia RCT715 100% 0% レーダー動作時のみ録画設定、標準画質設定。観光時に電源断。約6時間でバッテリー切れ
ハイドレーション 2.0L 0.7L アクエリアス 500mlを2回補給

工具ケースにパンク修理キット、タイヤレバー等を突っ込んでおりそこにライトを入れるのが習慣になっていたが、Bromptonはフレームにツールキットを入れているのでライトだけで充分だった。Insta360 One X2は使わず。Ortliebはちょっと追加するには便利な容量ですぐに頼ってしまうが、今回ここから荷物を取り出したのはダウンヒルで冷えた時のグローブ変更と自動販売機の現金決済の2-3回のみ。Insta360は輪行バッグに突っ込めそうなので、次回はフロントバッグなしで行きたい

雑記

房総半島行きたい房総半島行きたい。明日こそは房総半島に行く。房総半島のためにUIやらID連携が煩雑で使いづらいJR東日本のアプリを整理し、えきねっとも登録した。前日の布団の中で寝る直前に思いついたので計画開始

「わかしお」か「さざなみ」に乗ればよさそうだ。最初は保田あたりからスタートしようと思っていたが、さざなみは通勤特化で平日しかやってないらしい。わかしおで外房から行こう。東京駅まで出て、そこからわかしおに乗ろう。とりあえず終点の安房鴨川をスタート地点にきめる。あんぼうかもがわ、と勝手に発音していたけれどこれであわかもがわ、と読むらしい。チケットはまだ行くかわからないので、席の予約状況だけ確認してあとは出発直前に押さえることに

次はルート。はじめて房総半島に行くのでとりあえずは海を見つつも有名なビューポイントを組みこみたい。Stravaの出番。Stravaルートのコミュニティ写真は別のユーザがアップしてくれた、おそらく有名であろうビューポイントを押さえてくれている。走行実績があるルートを選んでビューポイントを組み込むようにクリック。青堀駅をゴールに設定。思いついてからここまで10分

結局そのあとうまいこと寝つけず、朝も中途半端な時間に起きてしまう。睡眠時間は5時間足らず。たいして距離乗らないし、行き帰りの電車で寝ればいいかと思い出発モードに。チケットを押さえる。わかしおは新宿からも出ていることをこのタイミングで知る。一番後ろの席を押さえる

あとは移動。新宿でなぜかさざなみの案内が聞こえる。さざなみはWikipediaでは通勤輸送特化で平日のみ運行と書かれていたような気がするが、新宿からも出てるらしい。新宿出発は土日だけになるのかな。直前で計画練るといろいろグダグダだな...

移動中は適度に寝つつ、安房鴨川着。いいねー。海があること以外は実家近くに帰ってきたようなのんびりっぷり。コンビニでプロテインを補給しつつ、まずは海を見にいく

ルートにしたがって先にすすむ。寝不足なので基本Z1~Z2中心に。興味深いポイントや分かれ道があったら状況次第でそっちを優先。リルートはサイコンまかせ。Edge 1030ではルートから外れたことを教えてくれるだったので、自動リルートは本当にありがたい。ルート決めていない状態でのクライムを可視化するSummit Freerideもナイス。看板で近くに展望台があるとわかったので向かう

魚見塚展望台着。階段で部活の練習?っぽい学生さんたちの集団とすれ違う。むっちゃ元気いい声でこんにちはーしてくれる。なんていい子たちでしょう... ここで毎日階段or坂ダッシュできたら体力つきそうだな~、観光地で人が多いからちょっと難しいか、と思いながら展望台へ。よい景色

リルートで元のコースに戻り、進む。人の気配はない。ごくまれに車とすれ違うくらい。鳶の鳴き声がきれい

熊がいないので余計な心配をせずに進める。いても猪、キョン、サルのたぐいかな。猪とサルは実家の近くにもいたしなぁ、と思いながら進んでいるとカラスがスズメを捕まえているのが見えた。左右は木に囲まれてそこまで眺望はよくないが、たまにちらっと見える台地や海がきれい

舗装路ではあるものの道路状態はよくなく、木の枝の破片などの落下物も多い。倒木も目立つ。雰囲気は自分好みだけれど、ノーマルタイヤの自転車では難しそう。このくらいの道路と勾配ならTannus化したBromptonで余裕だけれど、本格的に未舗装の林道行くようになったらちっちゃいグラベルロードやMTBが欲しくなってくるなぁ。もう自宅には置けるスペースが残ってない

休憩スポット1。千葉県酪農のさと。アイスが食べたかったけど食べられるのは外のみということだったのでやめた。アクエリアスだけ補給し、ヤギと遊ぶ

林道続行。帰ってからいろいろ調べると、もともとこのあたりはダートだったらしい。バイクはたまに見かけるけど、自転車はほとんど見かけない。全行程ですれ違った自転車乗りはたしか3台だった

休憩スポット2。国道に出てセブンイレブンで軽食、プロテイン、カフェインを補給。ブロックタイヤ装備のカッコいい見た目のバイカー集団さんが駐車場に入ってくる。チームかな。いいな~

国道410号を北上。景色は登ってる時は普通。交通量が多く、トンネルが多いのが気になった。素直に歩道に逃げる。トンネルは長く、登り勾配でカーブ付きの見通し悪し。あるトンネルは片側工事規制で、トロトロ走るのが申し訳ないのでスプリント。今後はなるべくルートに組み込みたくないが、ところどころ先に進んでみたくなるような道が脇に生えているのがいやらしい

途中、リードつないでない犬かなにかと思ったらサルだった。奥多摩で見かけるサルよりもかなり大きい。でかいトイプードルくらいの印象。しかもファミリーなのか、複数。たくさんいるなぁ。目を合わせないように素通り

サルの集団と2回遭遇。これをランダムエンカウントと呼んだらシンボルエンカウントは動物園とかさっきのヤギみたいなやつかな~、と思いながら進んでいるとポニーがいた。ポニー以外にもいっぱいいた

さんざん遊ばせてもらったので予定になかったけどついでに休憩させてもらう。清和ゆめの丘牧場。ソフトクリームとホットコーヒーを注文。室内でストーブにあたりながら食べるアイスは格別である

Stravaルートで簡単にチェックしていた限りの、今日のメインディッシュ。登ってる時は知らなかったけれど、鹿野山秋元口というらしい。リアルタイムで勾配と残りが見えるのは助かる。ただ、Wahooはたまに勾配が詐称気味の表示になる気がする。16%はあきらかにない、ラジオタワーじゃん、せいぜい11~12%くらいか、と思いながらトロトロ登る。夏に裏和田登ったときにヒルクライムで使う筋肉はインドアサイクルでは鍛えてられてないんじゃないかと思い、Kickr Climb買ったり背中メインに筋トレ追加したりしてたけどかなり効果があった様子。タイムは横において余裕で登頂

鹿野山九十九谷着。房総半島いいなー。海も山もしっかり楽しめる

マザー牧場への案内看板を横目にダウンヒル。途中、運転慣れしてなかったのか上ってくる杉並ナンバーの観光バスがデッドロックを作ったっぽく、15分くらい停車を余儀なくされた。見えないが前方でさんざん怒鳴り声が聞こえてくる。前も後ろも渋滞してるなかでダウンヒルしたかないので、後ろに詰まってた車を全部見送る。寒い。fenixの気温表示は6.3度。富津岬で夕日見る計画は終わったなー、と思いながらくだる。寒すぎて途中でグローブ変更。ルート組むときは近場に人気ありそうな観光地があったら渋滞時間も予測に入れないといけなそう

心拍数表示が70からあがらない。自覚症状はなかったが、低体温症になりかけてるかと思ってすこし踏んだりするも変わらず。運よく自販機があったので加温目的でコーンポタージュをゲット。その後少し進むも心拍数があがらなかったのでAirfitが剥がれたかと思ったら案の定だった。自分の汗っかきな体質だとちょっと合わないな... 普段のワークアウトに使ってる心拍ベルトに変更。Airfitにはこれから室内専用として余生を送ってもらおう

くだった先の地図に海沿いの公園が見えたのでルート変更。夕日を見ることができた

暗くなってきてVariaのバッテリーも尽きていたので離脱判断。最寄りの駅だった大貫駅を目的地にセット。WahooのサイコンはiPhoneで即リルートできてマジ最高のデバイスだな、と思いながら進んでいったら勝手踏切を横切るようなトンチキルートを案内されていた。勾配表示が詐称気味、たまにルートがトンチキになる、がマイナス点か。計画する割にすぐ寄り道したがるマンにとっては自動リルートとSummit Freerideがありがたすぎる故におしい

はじめての房総半島は海も山も動植物も楽しめた。非常によい。行ってみたくなるような脇道もたくさんあった。装備と行程を吟味すれば、自転車をそのあたりに括りつけてトレッキングも楽しめそう。いまの時期はヘビとハチがネックか。毎回移動に特急だと予算的にアレだけれど、帰りの電車で中央総武線を使えばよさそうなことも確認できた。これから開拓するのが楽しみだ

出費と内訳

7,595円

おまけ

腹減り過ぎたのでいつもの中華に直行