関東鉄道常総線玉村駅に前日入り。つくばサーキットにてみなさんと合流して出走
小径車つながりのみなさんに入れてもらって参加。Facebookページで募集がかかった時の説明や写真から「サーキットを走れるグループライド」みたいなイメージを持っていた。実際はチーム戦でのレースとのこと。レースなら勝ちにいかなければならない。ローディには逆立ちしても勝てないけど小径車乗りは全員ぶっちぎったろ、みたいな妄想をしながら出走
テスト走行。初サーキット。路面状況がよい。穴ぼこが1つもない。日本の道路全部こうならないかな... 気になってたヘアピンは案の定怖い。イン側によってから車体を倒すとペダルが路面に当たる、そもそもタイヤが安定しない。集団でインに突入したらえらいことになりそう。慣れないうちはヘアピンだけ外側に逃げる作戦で
待ってる間に眺めているとロードの集団に混ざっておそろしい速度のBrompton乗り(S氏)が1台いることに気がつく。別チームだけどおなじグループからの参加っぽい。パッと見、あきらかにチェーンリングのサイズがおかしい(あとから聞いたら69T!)。すわ回転のこぎりか。監督のN氏にラップタイムを聞くとコンスタントに3分10秒~15秒を刻んでいる様子
1ターン目。普通に走る。寝不足なのかサーキットの空気に興奮しているからなのか心拍数がいつもより+10くらい。ヘアピンだけ外に逃げながら、あとはZwiftのレースと同じような感じで。自分のラップタイムは最速で3分20秒で、あとは3分20~40秒をふらふらしている感じだった。ヤバい負ける
2ターン目。すぐタレる自分の特性から後半になってからタイムで勝てる訳がないので、なるべく前半のうちにタイムを刺すつもりで走る。ケガはしたくないけど、手札を残した状態で負けるのも嫌なのでヘアピンの内側も積極的に走る
2ターン目の最初のラップだけS氏がいたのでストーキング。クソ速い。ヘアピンやカーブで攻めているのかと思いきや、インには入るけどペダルは回していない。いたって普通に走っておられる。3.7w/kgでやっと追いつけるくらいか。ぜーぜー言いながらバックストレートでやっとS氏に追いついたか、と思ったらピットインで速度落としていただけだった。くおおお
3ターン目。おなじチームのラップ数はなんにも見てなくて、もはや自分のファステストラップのことしか考えてない。暑くなってきて風もでてきていた。なんとなく、いかに自分のペースにマッチする集団で脚を温存して好タイムが狙える条件がととのったら全力を出すゲームのような感触を得ていた。待ってる間に眺めてた、ラップごとに集団or風よけが変わってた別チームのM氏から「集団は意図的にとっかえひっかえする。集団に乗ってペースが合わなかったらすぐ乗り換える。最初はペースがよくても遅くなってきたら、次に後ろからくるいい感じの集団にすぐ乗り換える」的なことが聞けた。このターンは集団を待つ、乗る、乗り換える練習に専念。Zwift以外ではじめて肘つんつん(お前が先にいけ、の意?)された。マナーとか紳士協定とかいろいろありそうだなぁ
4ターン目。なんかよく分からないうちにアンカーさせてもらえることになってた。おかげで2時間ちかくも脚を休ませてもらえることに。勝ちに行く最後のチャンスだったのでストレッチしつつケバブで糖質、1時間前にカフェインIN。自転車から不要な装備も全部はずす。出走後はいい集団に当たるまでは温存。先頭集団っぽいのが来たらとにかく後ろに着けるように。脚の終わりかけのオーバーペースで無事に脚も終わり、結局2周ちょっとで千切られてあとはぼっち走。全部は聞き取れないしリアクションできる余力も残ってないけれど、ホームストレートで全然知らない方たちが応援してくれてる。つって痛すぎて動かなかった脚がすこしだけ動くようになってる... 気がする。応援バフすごい
最後の集団走でファステストラップが出てたらしく、手動でのタイム計測では1秒差でS氏に勝っていた。BromptonとTyrellじゃまったく勝った気がしない... しかもその後公開された公式計測では 3:06.515 vs 3:06.633 で 0.118 秒で負けていた。ぐぬぬ。しかも平均心拍数からそもそも勝負にすらなっていなかったというね。次回お会いしてやりあう時までには無酸素領域、心肺、体幹を鍛えて出直してきますぞ
当日は自分のことしか考えてなかったけれど、アンカーで自分が全力出せるように綿密なタイム計算してくれていた同チームのK氏、U氏、M氏。やり合ってくれたS氏。動けなくなった自分を回収して自宅まで運んでくれたS氏。企画調整総監督のN氏。遊んでくれたみなさま。ありがとうございました!たのしい体験ができました :)