2024-10-05 | 乗鞍

行程

松本まで輪行して前泊。カーシェアで乗鞍観光センターにトランポ。乗鞍エコーラインをクライム後、剣ヶ峰をハイキング

ルートなど

持ち物

細かい持ち物

着替えは自転車用、ハイキング用、移動用の3種。移動用の着替えは車に置いていく前提。ハイキング用は最低限の首回り防寒具と足首保護サポーターのみで、基本は自転車冬用ウェアを使いまわし。自転車とフロントバッグのロック用チェーンを2種。ライドはオリエン用シューズで

雑記

乗鞍に行けるチャンスはおそらく10/5か10/12しかない。サイクルボールはコンプ狙いだけどJapan Peaksコンプはまだわからんよな~、でも最後に1個だけ残ったら悔しくなりそうだな、と思い月曜に旅程組み。前日入りして東横インに前泊。月末の碓氷峠ヒルクライム用にケトってるので観光食事を捨ててサイゼリヤ。鍼灸帰りのいつもの(小エビのサラダ、ラム串、カタツムリ)をいただく。松本のサイゼリヤはうまいのう

ホテルを4:00にチェックアウト。4:30にカーシェア開錠。雪国だからなのかトランクにデッキブラシとかチャイルドシートとか入っててびびった。何人か声かけて結局ぼっちだったけれど、もしぼっちライドじゃなかったら乗りきらなかったかもしれない。さらに思ったより車内空間が狭い。車内空間は下調べと同車種リピでなんとかなりそうだけど、車内に積まれてる荷物は一言書いといてほしいな~。大人数行動での乗ったことのない車種で現地カーシェアはかなり厳しそうな感触。ごちゃごちゃやるの面倒だったので後部座席にBromptonと荷物をシュート

燃料も全然入ってなかったので給油。はじめてタイムズカーシェア使ったけど、これは幸先がいいですな。メイン道路で24時間のカーシェア提携スタンドがあったからよかった

コンビニでボトルのホットコーヒー補給したり、移動時や頂上用のプロテインをゲットして乗鞍観光センターへ。道中でガスりはじめて降りだす。松本駅4:30出発、給油とコンビニ経由込みで乗鞍観光センター5:50着。駐車場の入りは1/3程度くらいか

降ってる、ガスってるでコンディションは悪いけど豪雨ではない。Japan Peaksのチェックインして、7:00の三本滝ゲートオープンに合わせてスタート。いちおう、剣ヶ峰もいける装備をもっていく。前知識で景色は期待できなかったうえ、ちょうどよくガスでなにも見えなかったので適当にタラタラのぼる。30分くらいで三本滝ゲート着

ぶっそうな看板が見えたけどちょうど解除されたばかりらしい。レストハウスの屋根つきベンチで待機

7:00になったのでゲート前に。先行の流通の車は通してもらえてたけど、自転車は止められた。ちょうどさっき濃霧で自転車は通行止めになったとのこと。解除未定。まじかー。。ベンチに戻ってまちぼうけ。1人で時間潰す用の道具もってくればよかったなー。使い捨てカイロとあったかい飲み物で保温。つぎはKindleでも持ってこよう

9:00までに好転しなかったら離脱して温泉ツアーにでもするか、と計画。悲しすぎる。ゲート突破する自転車やグループで殺伐としはじめるハイキング?勢の方々を見ながら90分ほど経過。おじさんと話して三角コーンどけてもらって通過していったローディが見えた。もう1回聞きにいったら畳平までは通行可になった模様。キターー

天気がどうなるかわからなかったのと、Japan Peaksチェックインの畳平まで行けずに引き返すハメになるのがイヤだったのでテンポ~閾値ペースで。どうせ景色はガスで見えないし。ところが位ヶ原を過ぎたあたりですこしづつ青空が見えはじめる。紅葉とカーブミラーがいい感じのところがあったのでつい止まって写真撮って遊ぶことに。ここからは観光モードです

スカイライン側はゲートが開いていた。これは行けるってことなのかな~。近くにいたローディさんと行っちゃいます?登るまえにゲートのおじさんが畳平までって言ってたし一応確認したほうがいいんじゃない?みたいな会話をしたり。パッと見、そこまで天気は良くなさそうだ。振りかえって剣ヶ峰はコンディションよさそうに見える。一応通行可能かどうかだけでも窓口で確認してからにしよう。Japan Peaksのチェックインして完了させ、スカイライン側には行かずに乗鞍岳畳平バスターミナルに。フロントバッグとリアバッグからエナジージェル、カメラ系の装備を取り出してチェーンでぐるぐる

窓口のおじさんに確認したところ、スカイライン側は通行可能になったらしい。剣ヶ峰は天気良好とのこと。うーん。せっかくハイキング用の装備持ってきたし、剣ヶ峰を選択。サイクルジャージ脱いで冬ウェアに、足首サポーター装備、水分補給、登山届出して出発

道中の景色はなかなか

ガレ場にさしかかって通路も狭くなってきたころ。人が多い。多すぎ。渋滞してる。全然進まない。上からも降りてくる。動いてるときより立ってるだけの方が体力持ってかれる。このときに天気悪くなったらどうなるんだろう。通路が広くなった時にタイミングを見て速度をあげる。そんなこんなを繰りかえして頂上へ

頂上も人がめっちゃいっぱいいた。写真撮るための掲げる用プレートで順番待ちが起きているようだった

奥の方でのんびりできそうな(それでも15人くらいいた)場所があったので、そこで座ってプロテインとコーヒータイム。景色はいいんだけど、なんか思ってたのと違う

くだり。さっきよりもあきらかに、さらに人が増えている。上から見える道路からはシャトルバスが3台上がってきている。渋滞で全然さきに進まない。団体でおしゃべりしながらステッキ?ポール?で一生懸命のぼろうとしているご高齢の方々ズ。徐々にガスってくる。止まってる時間のほうが長かったんじゃないか、みたいな思いをしながらくだる。富士見岳も行きたかったけど、うんざりしてたのでスルーしてバスターミナルまで戻る。バスからは団体さん達がぞろぞろ降りては剣ヶ峰に向かっていく

行程は2時間くらいか。この時間あったらスカイラインくだって登り返してる間にいい風景に出逢えてたかもなー、みたいなタラレバしながら装備解除。すっかり真っ白になった剣ヶ峰方面をみながらカツカレーをいただく

コロナ前から登山靴をはじめにすこしづつ登山用の準備をして、すごく楽しみにしてた剣ヶ峰だったけど、くる場所間違えたか登山自体が性と合ってないのかもな、という体験だった。裏和田からの陣馬山、高尾山6号路、三本滝、フォレストオリエン、奥入瀬渓流(自転車で通っただけだけど)はすごいよかったんだけどな。今回の剣ヶ峰は風景だけをみても、今年のおでかけ先ランカーの千歳分水嶺, 西伊豆スカイライン, 旧二ツ塚峠, 小川町と比較してもかなり弱い

ドライブの延長線上で自転車ツーリングやヒルクライムが好きで、深緑(新緑も)やしずかな自然の非日常感で森の中が好きだけど、人混みは大嫌いだ。人混みのない登山を選ぶと一発死と熊ちゃんエンカのリスクがさらに上がるだけだろうし、人混みを選ぶとリスクは対して軽減されない上に渋滞に巻きこまれると逃げようもなくなる。リスクとリターンのバランスがあってない感。だいじなブロちゃん2時間近くもほっぽっといてやる事ではない

もやもやしながらダウンヒル開始。真っ白になったスカイライン方面には行かず、エコーライン側に離脱。ボトル入れの紐を締めるのを忘れて、段差でほぼ新品のサーモスボトルを耐久試験した。ちょいちょい晴れ間で紅葉やいい感じのお山配置を楽しめた。さっきの体験が嘘のような快適さと気持ちよさだ

13:30ごろ観光センター戻り。駐車場はほぼ満車。移動して小銭を持ってこの前いった銭湯に。ふー。Paypayが使えなくなっており、小銭がたりずにノンアルビールしか飲めず。写真整理してちょっと休憩し、車で松本駅に。16:00返却。駅の近くでカーシェア借りると、返却するときに渋滞に巻きこまれて時間が読めなくなる。ここも改善ポイントだなぁ

16:30発のあずさがラスト1席だけ空いてたのですべりこみ。荷物置き場にBromptonを置いて中央付近にさっさと着席。乗りこんだ車両はご高齢の団体登山ツアーらしき方々でいっぱいに。声のおおきいガイドの方がなんやかんや言っててアレだったので寝るとき用に持ち込んでたイヤホンで遮音。途中の駅で乗ってきたおじいさんが隣で駅弁を食べながら酒盛りをはじめた

輪行 + カーシェアのテスト兼ねた旅程でいろいろ収穫はあったけれど。ゲート前でほぼあきらめモードからいい感じの紅葉が楽しめたライドにはなってくれたけれど。ふつうに雲海っぽいいい景色も見れて。別にだれも悪いことしてないんだけど。ずいぶんもやもやした感がのこる乗鞍だった。自転車乗るときはしばらくオリエンシューズにしなくてもいいかなぁ